『お金を使う喜び。お金を使ってもらう喜び。どっちも喜べると、人生は2倍楽しい。』
学生の頃、私は面倒な宿題をさっさと終わらせて早く遊びたいと思っていました。社会人になってからも、面倒な仕事をさっさと終わらせて休暇を満喫したいと思っていました。
仕事に慣れると、私は同僚よりも成果を上げ、収入も増えました。効率よく仕事をし、さらに収入を増やして、快適な人生を手に入れたいという思いから日々努力していました。
しかし、ある日、疑問を感じました。「もしかして、私が一生懸命になっているのは、仕事を『学生の時の面倒な宿題』のように感じているからなのか?」と。そこで、多くの経営者たちにアドバイスを求めました。
その結果、うまくいっている経営者ほど、「仕事そのものに喜びや楽しみを見いだしている」と気づいたのです。「仕事をしなければお金がもらえないし、お金がなければ楽しいことなんてない!」という考えに縛られていた自分に驚きました。
今も、お金を使って、商品やサービスを購入することはうれしいし、たのしいし、幸せですが、お金をもらって、自分が提供するサービスに対して、相手に喜んでもらうお仕事も、同じようにうれしいし、たのしいし、幸せです。